税務調査に対する心構え

税務調査

税務調査はいつ来るかわかりませんから、一応の準備を常日頃から行っておけば、心配のタネは減りますね。

まずは1日単位の処理を手堅く行うようにすることが大切です。

取引についての記帳はもちろん、それを取り出しやすいようにインデックス化します。
いうなれば取引をすべて資料として「見える化」することを目的とし、次の日に先延ばしせず、
適時かつ間違いのないよう会計帳簿の作成を行うこと。準備はここからスタートです。

次にやるべきなのは、取引の流れを一目瞭然にすることです。

税務調査では取引の流れを追いながら厳密に調査していきます。
そのため書類の整理保存は必須。 この書類がない、あの書類はどこへ行ったでは、あまりに危険です。
領収書はもちろん、発注書、納品書、請求書は時系列で保存しておくようにします。


それに加え、原始記録を取っておく。 そして経理処理を行った記録も書類に付随させておきます。
株主総会、取締役会の開催は会社法で規定された義務であり、その議事録は税務署が閲覧可能な情報となります。
要求されたときにすぐに提出できるよう、議事録の作成は必須です。

あとは税金関係も適正に処理し、書類も整理しておきましょう。
税務調査ではこうした税金関係は必ず調べられると思っていてください。会社が赤字でも黒字でも関係ありません。
法人税だけでなく、消費税、源泉所得税、印紙税なども含まれます。

とりわけ消費税は短期間で税率が急激に変化していくため、より注意が必要となります。
日頃からの会計処理とともに、書類関係の整理は会社経営を円滑に行っていくためのいわば基本です。

税務調査対策という言葉に流されず、いつ何時税務調査が来てもいいように最善のご準備を。
手が回らないからと言って後手に回り、あとで一気に処理するのは賢いやり方とは言えません。