自営業者の節税

自営業者の節税について考えてみましょう。

そもそも自営業の方はサラリーマンとは異なり、給料をもらっている会社が税関系のことをすべて行ってくれるわけではありませんので、自分で税金がいくらになるかを計算し、確定申告しなければなりません。

確定申告の方法は2種類、白色申告と青色申告があります。

青色申告には別途手続きを行い、項目ごとに事細かに金額を記入しなければならない手間のかかる申告方法ですが、その手間をかけた分メリットを享受できます。

つまり、そのメリットがイコール節税へとつながるわけです。

自営業者の青色申告による節税
⇒必要経費以外の控除(複式簿記の記帳者は65万円)が受けられること。
⇒減価償却資産の特別償却などの特例措置
⇒赤字損失の次期繰り越し
⇒家族への給料はすべて必要経費扱い
⇒貸倒引当金は必要経費に
⇒純損失の繰戻し(払いすぎた税金が戻ってくる)


以上のメリットがあるのです。

青色申告のメリットについてはわかったけど、白色申告と青色申告は具体的にどう違うんだ?という疑問を持たれると思いますので、それについて説明します。

まず白色申告制度はいわゆる普通の申告のことで、帳簿作成の義務はありませんし、領収書などの取引を記録する必要もありませんが、前年の所得が300万円を超える場合、簡単な記帳義務が生じます。

白色申告では青色申告で受けられるメリットは享受できませんから、必要経費、各種控除、赤字損失における還付を受けられなくなります。

一方青色申告とは、日常業務で発生する取引を正規の複式簿記に記入し、正確な税額を割り出しそれを公開することで行う申告制度です。通常、作成した「帳簿・決算関係書類」は7年、「領収書・その他の書類」は5年保存することが法律で定められています。

青色申告ができる自営業者は、事業所得のある人、不動産所得のある人、山林所得のある人の3種類です。

青色申告を行うためには条件があり、「青色申告書による申告をしようとする年の3月15日まで」(または1月1日~1月15日までに新規開業した場合)、1月16日以降に開業した場合「開業日から2ヶ月以内」の日までに、、所轄税務署に「所得税の青色申告承認申請書」を提出し、承認を得る必要があります。

つまりは先ほども申しました通り、申告に手間と時間はかかるけどその分受けるメリットが大きいのが、青色申告というわけですね。